陣内&紀香、披露宴中継の視聴率は40%!

 5月30日(水)にホテルオークラ神戸で行われた陣内智則藤原紀香の結婚披露宴。出席者600人、振舞われた料理の材料費約2000万円、つめかけた報道陣200人と盛大にとり行われた披露宴の様子は日本テレビ系で中継されたが、その視聴率が関西地区では40%を記録したことがわかった。

 この日、夜7時より日本テレビ系で中継された『完全独占中継!おめでとう!藤原紀香 陣内智則 愛と爆笑と涙の結婚披露宴』は、関東地区で24.7%、関西地区で40.0%の視聴率を記録した。

 こだわりをつくしたこの披露宴の費用は約5億円、日本の芸能界史上最高の額とされる一大イベントは、視聴率でも破格の数字を残した。

紀香&陣内披露宴、過去最高クラス5億円…日本中が祝福

 女優、藤原紀香(35)とお笑いタレント、陣内智則(33)が30日夕、神戸市中央区ホテルオークラ神戸で披露宴を行った。“史上最高タイ”となる推定5億円規模の豪華披露宴。ウエディングドレス姿を披露した紀香は「今日の日は忘れません」と瞳をウルウル。陣内も紀香のウエディングドレス姿に「良い意味でこの世のものとは思えません」と笑顔。この日の模様は日本テレビ系で全国に中継された。

 紀香が父と腕を組み、入場口から登場すると大きな歓声が上がった。約8メートルのベールをなびかせて歩くバージンロード。紀香の目にも、見守る陣内の目にも涙が光った。

 万雷の拍手を浴びて登壇した陣内は「本日は応援してくださったすべての皆さまに感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。(紀香のウエディングドレス姿は)思っていた以上にキレイ。100倍キレイです!」。紀香も「兵庫県は私たちが生まれ育った地。大切な場所で大切な方に見守られる中、新しい門出を迎えられて心から感謝しています」とこだわり抜いた披露宴への思いを語った。

 2月17日に生田神社で挙式してから3カ月半。会場費など総費用は推定5億円で、TV中継された披露宴の中でも過去最高クラス。

 世紀のカップルの門出を祝おうと会場には島田紳助(51)、桂文珍(58)、舘ひろし(57)ら著名人約600人が参列。最大1400人収容できる日本最大規模の宴会場「平安の間」は有名ブランド「バカラ」の燭台やシャンデリアで彩られ、白を基調とした幻想的な雰囲気の中で行われた。

 式は“サプライズ”の連続だった。東国原英夫宮崎県知事(49)が中継出演して「新婚旅行はぜひ宮崎に」とPRすれば、紀香と親交の深い米女優のキャメロン・ディアス(34)、ダウンタウンらもお祝いコメント。

 歌手、郷ひろみ(51)が“サプライズゲスト”として披露宴の定番曲「お嫁サンバ」をダンサー14人と熱唱すると会場は総立ちになって大興奮。続いてムード歌謡で人気のお笑いタレント、ムーディ勝山(26)が♪陣内と紀香の披露宴を僕は左に受け流す…と歌うと笑いが起こった。

 クライマックスでは陣内が紀香の好きな曲「永遠にともに」(コブクロ)をピアノで演奏しながら熱唱した。音楽が苦手な陣内がピアノの鍵盤に音階のマークを付け、新婦に隠して約3カ月練習したこの日一番の“サプライズ”。紀香は「一番苦手なものを克服して愛を届けてくれて本当にうれしいです」と涙と笑顔で顔がクチャクチャになった。

 紀香は両親へのあいさつで「お父さん、お母さん、産んでくれて本当にありがとう。幸せになります」と涙。最後のあいさつを考えていなかったという陣内も「僕はこの日を一生忘れません。そして…、彼女を幸せにすることを誓います」と感動で声をつまらせた。

 入籍を機に雨女を返上したと語る紀香。この日の予報は雨だったが、式が始まった夕方には2人を祝福するかのように晴れ間がのぞいていた。

紀香涙!サプライズ“ジーン”内ピアノ弾き語り…紀香&陣内披露宴

 女優の藤原紀香(35)と、お笑いタレントの陣内智則(33)が30日、ホテルオークラ神戸「平安の間」で結婚披露宴を行った。陣内がピアノの弾き語りでコブクロの「永遠(とわ)にともに」を披露するサプライズ企画に、紀香は目を潤ませてうっとり。宴には芸能界・スポーツ界を始め、約600人が参加したほか、報道陣は200人、会場の外にも多くのファンが駆けつけてビッグカップルを心から祝福した。

 紀香の目が、みるみるうちに潤んでいく。「今の気持ちを伝えたい。最高のプレゼントをしてあげたい」陣内のシークレット企画。学生時代、音楽の成績はずっと「2」だった陣内のピアノの弾き語りは、結婚式の人気曲・コブクロの「永遠にともに」。ピアノの調べとともに、ゆっくりと心を込めて歌う姿に、紀香は「こんなプレゼントない。苦手なものを克服してくれて、愛を届けてくれた。本当に、本当にうれしい」と声を詰まらせながら喜んだ。

 徳光和夫アナ(66)、日テレの松本志のぶアナ(37)の司会で、各界から大物が勢ぞろいした披露宴。宇津井健(75)が乾杯の音頭を取り、桂文珍(58)、舘ひろし(57)らが次々にあいさつする。そんな中でも、紀香にとっては陣内の声が一番のプレゼントだ。

 この日を迎えるまでに、ケンカして破局を考えたこともあった。それでも乗り越えて迎えた晴れ舞台。陣内は紀香を喜ばせたい一心で、3月10日から練習をスタート。すでに新婚生活をスタートさせているが「打ち合わせがあるから」と陣内は隠しに隠した。弾き語り中は、傍らに寄り添う紀香を「見ると泣いて台無しになってしまう」と見なかった。


 ウエディングドレスの紀香が、父・一馬さんとともに真っ赤なバージンロードを歩んだところから披露宴がスタート。タキシード姿の陣内は「思っていた100倍きれい」その美しさに思わずまばたきを繰り返す。一馬さんから紀香を託されると、出席者の方に向き直して一礼。600人の出席者は、惜しみない拍手で2人を祝福した。

 ウエディングケーキは紀香がデザイン。3段80センチのもので、60センチの台座の上に置かれた。その上に20センチ大の2人をかたどったかわいい人形が。少し、紀香の人形の方が大きめ。ケーキ入刀後、お互いにケーキを食べさせ合って愛を確かめた。

 披露宴の最後。感極まった紀香は、両親への手紙を朗読。あふれる涙をこらえるような早口でこれまでを振り返り「嫁いでも2人の娘やから」と締めた。陣内も目に涙をためて感極まった様子。「もめたり、傷つけたりしたけど、今日のためにぶつかってきた。彼女を守り、幸せになることを誓います」と力強く宣言。お互いの信頼がますます深まる披露宴だった。

 ◆藤原 紀香(ふじわら・のりか)本名・陣内紀香。1971年6月28日、兵庫・西宮市生まれ。35歳。神戸親和女子大在学中の92年、第24回ミス日本グランプリに。雑誌モデルや東レキャンペーンガールなどで活躍後の95年、映画「BADGUY BEACH」で女優デビュー。以後ドラマ中心に活躍。フジ系の格闘技番組「SRS」のキャスターを務めるなど多才。アフガニスタンに行き、現状を伝える写真展を開くなど社会貢献活動にも積極的。英検2級、着物着付け3級。171センチ、血液型A。

 ◆陣内 智則(じんない・とものり)本名同じ。1974年2月22日、兵庫・加古川市生まれ。33歳。92年高卒後、吉本興業の養成所「NSC」へ。同期に中川家たむらけんじら。高校時代の同級生と漫才コンビ「リミテッド」を結成するも95年解散。その後、ピン芸人や司会で活躍中。98年「ABCお笑い新人グランプリ」優秀新人賞、2000年「上方お笑い大賞」最優秀新人賞、04年同話題賞を受賞した。168センチ、60キロ。血液型A。