携帯番号ポータビリティーきょうスタート サービス競争過熱 

 携帯電話会社を変更しても電話番号を継続できる「番号ポータビリティー」(番号継続制度)の実施を翌日に控えた23日、携帯電話各社は顧客獲得に向け、PR活動を展開した。制度の利用者がどれほどになるか未知数だが、携帯端末の多様化やつながりやすくするための基地局拡充に加え、各社ともサービス向上を打ち出すなど競争は過熱化してきた。競争活性化で消費者利益の向上を図る制度導入の目的は、すでに達成されたようだ。

 NTTドコモは23日夜、ドコモ代々木ビル(東京)の壁面に、CMキャラクターの「ドコモダケ」を照明点灯するイベントを実施。中村維夫社長が「継続的なサービス向上に努めたい」と述べた後、女優の貫地谷しほりさんと小雨の新宿の街頭でビラを配った。

 新制度を商機とみるKDDI(au)も同日、俳優の速水もこみちさんのイベントを東京・原宿で開催し、応戦した。

 一方、ソフトバンクモバイルは、午後6時半から都内で孫正義社長が緊急会見し、新たな料金サービスを打ち出した。
                  ◇

 ■ソフトバンクが一転、低価格攻勢

 ソフトバンクモバイルは23日夜、「番号ポータビリティー」(番号継続制度)開始にあわせて新料金体系を打ち出した。音声通話の定額制導入が柱。孫正義社長は「大人のソフトバンク。料金競争は行わない」と明言してきたが、会見では「大人のソフトバンクになりきれなかった」と前言を撤回。加入者に最も関心の高い料金を訴求し、一挙にシェア拡大を狙う姿勢を鮮明にした。

 音声通話の定額制は、2年間の契約と月額基本料9600円のゴールドプランへの加入が条件だが、ソフトバンクの携帯電話同士の通話が基本的に無料になる。

 また、26日から来年1月15日までをキャンペーン期間に設定。期間中の加入者に対して、定額制の通話基本料の大幅割引や、番号ポータビリティーの制約とされたライバル他社の割引率の引き継ぎにも対応する。

 音声通話定額制は利用者が多いとつながりにくくなって難しいが、「第3世代の利用者が少ないからできた」(孫社長)と劣勢を逆手に取る。

 ソフトバンクは、端末数の拡充や基地局増強などの“正攻法”で加入者拡大を目指していたが、ADSL(非対称デジタル加入者線)と同様の価格競争に手を染めた。

やっと始まった番号ポータビリティ制度。
もう何年前から待ってたことか。。
はやくボーダフォンからauに変えたい〜っ!!って思ってたけど
いざ始まると、まだ今の機種に変えてから半年やし…メルアドは変わるし…
サービスは1からやし…とか色々考えてしまって
しばらくは踏み出せそうにありません。。
でも来年頃にはauに変えたいなぁ!